コンビニFAXの送り方|セブン・ローソン・ファミマの違い

急いでFAXを送りたいのに、自宅にFAX機がない。そんなときは、コンビニのマルチコピー機を利用できます。国内FAXの料金は、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのいずれも1枚50円です。

ただし、海外送信やクロネコFAXの受け取りに対応しているかどうかは、チェーンによって異なります。セブンイレブンは国内送信のみですが、ローソンとファミリーマートでは海外送信やクロネコFAX(受信)も利用できます。

この記事では、チェーンごとの違い、基本的な操作手順、料金、送付状を準備する際のポイントを解説します。あわせて、自宅のパソコンやスマートフォンから送れるオンラインFAXの使いどころも紹介します。

コンビニFAXが使えるチェーンと機種

国内の主要コンビニチェーンのうち、店内のマルチコピー機からFAXを送信できるのは、次の3社です。

チェーン 国内送信 海外送信 クロネコFAX(受信) 機械の主なメーカー
セブンイレブン ◯(1枚50円) ×(未対応) × 富士フイルムビジネスイノベーション
ローソン ◯(1枚50円) ◯(1枚100円〜) シャープ
ファミリーマート ◯(1枚50円) ◯(1枚100円〜) シャープ

ミニストップなど一部のチェーンにも同系列のマルチコピー機が設置されている店舗があります。FAXが使えるかどうかは店舗によって違うので、行く前にチェーン公式サイトのサービス一覧で確認しておくと安心です。

メーカーや対応サービス、タッチパネルのレイアウト、メニュー名はチェーンごとに異なりますが、基本的な操作の流れはほぼ同じです。

料金:国内は1枚50円、海外はチェーンで対応が分かれる

3社とも、国内向けのFAXは1枚あたり50円です(2026年7月時点)。10枚送れば500円。支払いは、店舗の機械の指示に沿って現金で行います。セブンイレブンでは電子マネーのnanacoも利用できます。

海外へのFAX送信は、ローソンとファミリーマートのマルチコピー機で対応しています。アメリカ・カナダなど国番号1の地域宛は1枚100円、それ以外の地域宛は1枚150円が目安です(各チェーン公式ページでの表記に基づく、2026年7月時点)。セブンイレブンのマルチコピー機は国内向け送信のみで、海外の番号は入力できません。

受信については、ローソンとファミリーマートで クロネコFAX の受け取りに対応しています。相手があらかじめクロネコFAXセンターに文書を預け、発行された10桁の文書番号を伝えると、受取人は店内のマルチコピー機で印刷できます(1件50円)。セブンイレブンではFAXの受信サービスは提供されていません。

原稿の準備:仕事関係の書類には送付状も

役所への申請書や取引先への注文書などをFAXで送るときは、送付状を1ページ目に付けると、宛先や総ページ数が相手に伝わりやすくなります。共有のFAX機でも、担当者に取り次いでもらいやすくなります。

書き方の基本(宛名の敬称、挨拶文、「記〜以上」の書式)は FAX送付状の書き方ガイド にまとめています。手早く済ませたいときは、印刷してそのまま記入できる A4の送付状テンプレート も無料でダウンロードできます。

家やオフィスで本文と送付状を一緒にプリントしてからコンビニへ向かうと、店内での操作がぐっと楽になります。

マルチコピー機での送信手順

機種によって細部は変わりますが、流れはおおむね次のとおりです。

  1. マルチコピー機のタッチパネルで「ファクス」を選ぶ
  2. 利用上の注意(プライバシー・データの取扱いなど)に同意する
  3. 原稿を原稿台にセットする(新しい機種では、複数枚をまとめて差し込めることもあります)
  4. 送信先のFAX番号を入力する
  5. 送信枚数とプレビューを確認する
  6. 画面に表示された料金を、現金またはnanaco(セブンイレブンの場合)で支払う
  7. 送信が始まり、完了画面が表示されたら原稿と利用明細を受け取る

機種によっては、原稿台に1枚ずつ載せ、読み取りごとに次の原稿に差し替える操作が必要です。ADF(自動原稿送り装置)を備えた機種なら、複数枚をまとめてセットすると、自動で順番に読み取られます。設置店舗はまだ限られます。

送信が成功したかどうかの確認

マルチコピー機は、相手のFAX機が受信し終わると「送信完了」と画面に表示し、利用明細を発行します。明細には送信日時、送信先番号、ページ数、料金が印字されます。

「送信完了」は、相手のFAX機がデータを受信したことを示すもので、印刷まで保証するものではありません。用紙切れやインク・トナー切れ、紙詰まりが起きていると、すぐには印刷されないことがあります。

到達をしっかり確認したい場合は、相手先に電話やメールで届いたかを尋ねるのが安全です。送信確認の仕組みについて詳しくは FAX送信確認 も参考になります。

コンビニFAXが向いているケース

整理すると、コンビニのFAXは次のような状況に合っています。

  • 送りたい相手は国内(セブン・ローソン・ファミマいずれも対応)
  • 原稿はすでに紙にプリントされている
  • 枚数は1〜数枚
  • 1〜2回送れば終わる、単発の用件
  • 出先や移動のついでに店に立ち寄れる

役所の書類を1枚、病院の予約変更のFAXを1枚といった用件であれば、コンビニで完結します。少ない枚数なら、手軽に利用できます。

コンビニまで行かずに送りたいとき

一方、コンビニFAXには次のような手間があります。

  • 原稿を紙に印刷してから店に持っていく必要がある(PDFをそのまま送れない)
  • 枚数が多い書類は、機種によって1枚ずつ差し替える操作が必要
  • 深夜や悪天候の中でも、近くの店まで足を運ぶ必要がある
  • 送信記録は紙の明細しか残らず、保管しにくい
  • セブンイレブンでは海外へは送れない

PayPerFaxは、こうした手間を省くためのオンラインFAXサービスです。自宅のパソコンやスマートフォンから、PDFや画像をそのままアップロードして送信できます。外出せず、その場で送信できます。

複数ページのPDFも、ファイル1つをアップロードするだけで自動的に送信されます。マルチコピー機の前で原稿を差し替える時間は要りません。送信結果はオンラインの履歴に残り、必要なら同じ宛先にワンクリックで再送信できます。詳しい流れは パソコンからFAXを送る方法 でも紹介しています。

料金は、最初の3ページが$2、追加ページは1ページあたり$0.75です。1枚だけならコンビニのほうが安く済みます。ただ、枚数が多いとき、外出を避けたいとき、深夜・休日に送りたいときは、時間と手間まで含めるとオンラインのほうが結果として楽なことが多いです。

海外にFAXを送りたいとき

コンビニから海外へFAXを送りたい場合は、チェーンごとの対応を確認してください。

  • セブンイレブン:海外送信は未対応。国内の番号にのみ送信できます。
  • ローソン/ファミリーマート:シャープ製マルチコピー機で海外送信に対応。国番号1の地域宛は1枚100円、それ以外は1枚150円が目安です。

コンビニから海外へ送る利点は、数枚程度の紙原稿をその場で送信できることです。一方、次のような場合はオンラインFAXのほうが向いています。

  • 手元にあるのはPDFや画像ファイルで、印刷せずに送りたい
  • 送信履歴をデータで残しておきたい
  • 深夜や休日に、店舗まで行かずに送りたい
  • セブンイレブンしか近くにない、または近くのコンビニに海外FAX対応機種がない

PayPerFaxは、国際FAXに対応しています。相手の番号を「+」付きの国際形式で入力するだけで送信できます。010や国番号の付け方を覚えておく必要はありません。番号の組み立て方や国別の注意点は 海外にFAXを送る方法 にまとめています。

よくある質問

コンビニのFAXはいくら?

3社とも、国内向けは1枚あたり50円が標準です(2026年7月時点)。10枚送れば500円。ローソンとファミリーマートで海外へ送る場合は、国番号1の地域宛が1枚100円、それ以外は1枚150円が目安です。支払いは現金が基本で、セブンイレブンではnanacoも利用できます。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートで違いはある?

主な違いは、海外送信と受信への対応です。セブンイレブンのマルチコピー機は富士フイルムビジネスイノベーション製で、国内向けの送信専用です。ローソンとファミリーマートはシャープ製で、海外送信とクロネコFAXの受信にも対応しています。国内1枚50円という料金は3社共通ですが、海外送信や受信の必要があるかで、行くべきチェーンが変わります。

コンビニから海外にFAXは送れる?

ローソンとファミリーマートのマルチコピー機からは送信できます。国番号1の地域宛は1枚100円、それ以外は1枚150円が目安です。セブンイレブンからは海外へは送信できません。手元の書類がPDFの場合や、店舗まで行くのが難しい場合は、オンラインFAX を使う方法もあります。

コンビニでFAXを受信できる?

ローソンとファミリーマートでは、クロネコFAXの受信に対応しています。相手があらかじめクロネコFAXセンターに文書を預け、発行された10桁の文書番号を伝えると、受取人は店内のマルチコピー機で印刷できます(1件50円)。セブンイレブンでは受信サービスは提供されていません。日常的にFAXを受け取る番号が必要な場合は、専用のFAX番号がもらえるオンラインFAXサービスが選択肢になります。

まとめ:コンビニとオンライン、使い分けの目安

状況 向いている方法
国内に1〜2枚、紙の原稿を1回送る セブン・ローソン・ファミマのマルチコピー機
PDFやスマホの書類をそのまま送りたい オンラインFAX
10枚以上の書類を送る オンラインFAX
外出を避けたい(深夜・悪天候) オンラインFAX
海外(国際FAX)に送る ローソン/ファミリーマート、またはオンラインFAX
クロネコFAXを受け取る ローソン/ファミリーマート
送信ログをデータで残したい オンラインFAX

コンビニのFAXは、少ない枚数を手軽に送りたい場合に向いています。オンラインFAXなら、手元のファイルをそのまま送れ、複数ページや海外への送信、送信履歴の保存にも対応できます。用件に合わせて選べば、どちらも頼れる手段です。

オンラインFAXのほうが合いそうなら、こちらからすぐに送信できます。

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その他のFAXに関するよくある質問