MessagePlus (メッセージプラス): 月額¥1,045と受信無制限、自動更新と購入済みポイントが解約後に失効する仕様まで

MessagePlus (メッセージプラス): 月額¥1,045と受信無制限、自動更新と購入済みポイントが解約後に失効する仕様まで

MessagePlus (メッセージプラス) を試そうか迷っている方に、月額¥1,045や送信¥16/枚の単価より先に確認しておくと安心な仕様が3つあります。契約は毎月 (または毎年) の自動更新で、解約の申し出は毎月25日までに届いた分がその月の解約として扱われる仕様。購入したポイントは利用規約で明確に返金対象外とされていること。そして、解約後はアカウント情報とあわせて残高情報へのアクセス権も失うため、使い切れなかったポイントは実質的に手元に戻ってこないこと。この3点はMessagePlus 仕様ページ利用規約 に明記された公式仕様で、料金の高い安いより先に契約の重さを決めます。

MessagePlus 自体は、アクセルコミュニケーションズ株式会社が提供するオンラインFAXサービス で、050番号を1つ持って受信FAXをPDFで受け取り、送信は前払いポイントから消費する形の月額型サービスです。受信は枚数上限なしの無制限で、着信FAXをメール通知で受け取れる構成は、業務で日次に着信FAXを処理する使い方にはよく合います。ただし、送信を頻繁に行うか一度だけで済ませたいかで、料金体系の相性が大きく分かれます。

このページでは、MessagePlus の料金と申込手順、冒頭で触れた解約時の実務までを、仕様ページ利用規約 に沿って整理します。数字は2026-08-03時点で公開されているものです。時期によって改定されることがあるため、契約直前には各ページで確認してください。

MessagePlus のサービス画面 (messageplus.jp)

料金モデル

料金は月額の基本料と、送信のたびの前払いポイント消費の二段構えです。MessagePlus を使うための最低限の料金構成は次のとおりです。

  • 初期費用: ¥1,100 (税込・月額プランのみ / 年間プランは免除)
  • 月額基本料: ¥1,045 (月額プラン・税込) または ¥10,450 / 年 (年間プラン・月額換算¥871)
  • 受信料金: 追加なし (枚数上限なしの無制限受信)
  • 送信料金: ¥16 / 枚 または 15ポイント / 枚 (税込・国内)
  • ポイント購入単価: ¥1,100で1,030ポイント / ¥3,300で3,200ポイント / ¥5,500で5,500ポイント

年間プランは初回申込時に3,000ポイント (¥3,000相当) が付与される仕様のため、年払いを選ぶと実質的なポイント原資が増える構成になります。MessagePlus 同士のアカウント間の送信は¥0で扱われる仕組みで、費用が発生するのは他社宛のFAX送信のときです。

FAXを送らなくても、月額プランなら¥1,045、年間プランなら月額換算¥871が毎月の固定費として発生します。送信の¥16 / 枚は他の国内サービスと比べると割高ではない水準ですが、ポイント制を選ぶかどうかで見た目の1枚あたりの単価表現が変わる点は覚えておく形になります。ポイントは¥1で1ポイント換算に近く、まとめ買いによる大幅な単価割引はありません。

総額

受信無制限で月額基本料が発生する料金モデルなので、送信枚数が少ない用途では月額の固定費が実質単価を押し上げます。以下は、A4片面1枚を国内へ送るケースを想定した比較です。MessagePlus は月額プラン (¥1,045 / 月) を基準に、送信¥16 / 枚を加算した目安を示しています。PayPerFax の料金は利用国と通貨 に応じて自動で表示されます。

月あたりの送信枚数 MessagePlus (月額プラン) PayPerFax (1通あたり)
1枚 ¥1,061 $2
5枚 ¥1,125 最初の3枚まで$2、追加ページ1枚あたり$0.75
20枚 ¥1,365 送信ごとに$2 (1通が長い書類なら追加ページ料金が加算)
50枚 ¥1,845 同上

初期費用¥1,100は月額プランの初回だけ発生します (年間プランは免除)。年間プランを選ぶと月額換算は¥871となり、上記の表の月額はそれぞれ¥174ほど下がる計算になります。月に数十枚以上の送信を継続する用途、または受信FAXの取扱いが月に一定量ある業務では、受信無制限が効いてくるため、月額型としての1通あたりの単価は低めに収まります。

一方で、月に1〜数枚以下の少量送信や、そもそも受信を使わない送信専用の用途では、送っていない期間にも基本料が毎月発生するため、実質単価は表の目安より高くなります。受信を必要としない一度だけの送信であれば、月額の負担がないPayPerFax のような送信のつど支払う形のほうが総額は抑えられます。

送信レポートは MessagePlus のマイページから送信履歴として確認できます。相手先の受信機まで届いたかどうかの結果は、履歴とメール通知で確認する形になります。

送信までの時間

MessagePlus は Web の申込フォームから登録し、初期設定と支払い方法の登録、受信用の050番号の選定を経て利用開始となる形です。初回はアカウント作成と本人確認、ポイント購入の工程が入るため、その場ですぐ1通、というわけにはいきません。

Web からの利用開始の流れは次のとおりです。

  1. MessagePlus の申込ページ からアカウントを作成し、月額プランまたは年間プランを選択
  2. 支払い方法 (クレジットカードなど) を登録し、初期費用と初月分の月額を決済 (月額プランは初月無料の扱い)
  3. 受信用の050番号を選定してFAX番号を発行
  4. マイページから原稿ファイルをアップロードし、送信先のFAX番号を指定して送信 (送信は前払いポイントから消費)

初回はアカウント登録・番号発行・ポイント購入の工程が続くため、送信までの所要時間は数分ではおさまりません。契約プランの選択と支払い情報の登録・番号発行の待ち時間が入るため、締め切りが目前のときはこの工程を織り込む必要があります。

対して、PayPerFax はアカウント登録なしでブラウザから直接送信でき、支払いは送信直前に済ませる形です。今すぐ1通だけ送りたい場合は、契約プランの選択とポイント購入が要らない形のほうが向いています。

手軽さ

MessagePlus は PC・スマートフォンのブラウザから利用できます。専用アプリのインストールは必須ではありません。原稿ファイルをアップロードし、送信先のFAX番号を入力する流れで、事務所の複合機のUIに慣れている方でも操作の見当は付きやすい構成です。

一方で、次の点は月額型サービス共通の「事前準備」が必要です。

  • 個人情報・法人情報とクレジットカード情報を登録した契約者アカウントを作る
  • 月額プランまたは年間プランを選び、自動更新される契約を結ぶ
  • 送信用のポイントを購入し、口座に残高を持たせておく
  • 対応する原稿ファイル形式と1回あたりの上限 (仕様ページには1ファイル5MB / 1回50枚と記載) を確認してから送る

受信の運用面では、着信FAXをPDFで受け取り、メール通知で内容を確認する構成は、日次に受信FAXを処理する業務にとっては手数の少ない形です。着信の枚数に上限がないため、月末に取引先からの請求書FAXが集中する運用でも、追加料金や枚数制限を気にせずに処理できます。

透明性

月額プラン・年間プランの基本料と、送信¥16 / 枚 (または15ポイント / 枚) の単価はすべて仕様ページ に明記されています。仕様ページに掲載されている主な項目は次のとおりです。

  • 初期費用¥1,100 (月額プランのみ・年間プランは免除)
  • 月額基本料¥1,045 (月額プラン) または¥10,450 / 年 (年間プラン・月額換算¥871)
  • 送信料金¥16 / 枚または15ポイント / 枚 (税込・国内)
  • ポイント購入単価の3段階 (¥1,100で1,030 / ¥3,300で3,200 / ¥5,500で5,500)
  • 年間プランの初回3,000ポイント付与
  • 1ファイルあたり5MB / 1回あたり50枚の送信上限
  • MessagePlus 間の相互送信は¥0

一方で、契約前に利用規約 側で確認しておくと想定外の負担を避けやすい項目は次のとおりです。

  • 契約は月ごとまたは年ごとに自動更新される仕様 (第4条第2項)
  • 解約の申し出は毎月25日までに届いた分がその月の解約として扱われる。26日以降の申し出は翌月扱いになる (第13条第2項)
  • 月の途中で解約しても、その月の月額料金の日割り返金や減額は行われない旨が明記されている (第13条第4項)
  • 「払い戻し等は一切行わないものとします」と包括的に返金不可が明記されている (第13条第5項)
  • 解約後はFAX番号 (050番号) を返却する必要があり、蓄積したFAXデータへのアクセス権も失う (第14条)

「月額¥1,045で受信無制限」だけを見ると軽く見えますが、購入済みポイントの残高が事前告知なく解約時点で使えなくなる構造は、送信頻度が月ごとに大きく揺れる業務では実運用のリスクとして残ります。

国際送信対応

MessagePlus の仕様ページ には、送信料金として¥16 / 枚 (または15ポイント / 枚) の単価が国内向けの表記で掲載されています。海外送信の単価表や対応国リストは仕様ページで確認できませんでした (2026-08-03時点)。海外の医療機関・大学・行政機関宛にFAXを送る用途がある場合は、契約前に公式サポート窓口で対応可否と単価を個別に確認する形になります。

PayPerFax は130以上の国と地域の送信料金を料金ページ で個別に公開しており、送信直前に金額が確定します。海外へのFAXを想定しているなら、この差は実利用で効いてきます。

成功時のみ課金

前払いポイントを消費して送信するタイプのサービスでは、送信の試行そのもの (接続にかかった秒数や1ページ分) が課金対象となるか、送達が確認できたときのみ課金となるかで、実質の料金負担が変わります。MessagePlus の仕様ページ利用規約 には、送信失敗時のポイント返還や再送料金の扱いについて、目立つ形での説明を見つけられませんでした (2026-08-03時点)。回線ビジー・受信機側の紙切れ・番号違いといった理由で送達できなかった場合の課金の扱いは、契約前に公式サポート窓口で確認しておくと安心です。

対して、PayPerFax は、送達が確認できた送信にのみ課金する方針を明示しています。送達できなかった送信については、料金は発生しません。1通ずつの重みが大きい業務利用では、この違いは効いてきます。

解約方法

MessagePlus の解約は、次の手順で行います (詳細は利用規約 第13条、および第三者のまとめ internetfax-it.com/messageplus/cancel.html)。

  1. マイページにログインし、契約情報の画面から解約申請フォームへ進む
  2. 解約プランと最終確認事項を確認し、解約申請を送信する
  3. 毎月25日までに到達した申請はその月末での解約、26日以降に到達した申請は翌月末での解約として処理される

たとえば、月の途中で解約を申し出ても、その申請が26日以降になれば翌月の月額料金が1ヶ月分発生します。月末近くに気づいてから解約する場合、25日の締めを1日でも過ぎると翌月分まで負担する形になるため、解約時期を決めるときは締め日を先に見ておくのが安全です。

解約する前に確認したいこと

  • 購入済みポイントは返金対象外で、月の途中で解約しても日割り返金や減額は行われない旨が利用規約に明記されています。使い切れる範囲でのポイント残高になるように、解約前に追加購入を止めて手持ちを消化していく形が基本になります
  • 解約後は受信用の050番号を返却する必要があり、蓄積したFAXデータへのアクセス権も失うため、必要な受信FAXのPDFと送信履歴のダウンロードは解約手続きの前に済ませておくのが安全です
  • 年間プランを利用中の場合、途中解約でも残月分の返金は行われないため、年払いのタイミングでは次回更新日を確認してから解約時期を決める形になります
  • 取引先に周知している050番号を継続したい場合、番号ポータビリティの扱いは公式サポートで事前に確認する必要があります。継続利用したい番号がある場合は、解約前の相談が必要です

購入済みポイントは、口座に入れたお金というより「使い切る前提の前払い」として扱うのが実務上は安全です。解約のタイミングを25日締めで計画し、残高が少ない状態で解約申請に進む形が、負担を最小化する進め方になります。

MessagePlus が向いている使い方

MessagePlus が候補として挙がるのは、業務で受信FAXを日次に取り扱う個人事業者・小規模事業者で、着信FAXをPDFとメール通知で処理したい方です。受信の枚数上限がない構成は、月末に取引先からの請求書FAXが集中する業務や、行政・医療機関からの通知FAXを日常的に受け取る運用にとって実利があります。送信量が月に数十枚以上で継続し、かつ受信の運用ニーズもある業務であれば、月額プランの実質単価は他の月額型サービスと比べても割安な水準に収まります。

一方で、今回1回だけ送りたいケースや、送信専用で受信の運用ニーズがないケースでは、月額の基本料と自動更新の契約構造は重すぎます。月に数枚以下の少量送信では、送っていない期間も月額¥1,045が固定費として発生するため、実質単価は押し上がります。将来的にFAX利用を止める可能性がある業務も、25日締めの解約日程・購入済みポイントの返金なし・アカウント情報とあわせた残高失効の3点が辞めるときに効いてくるため、契約前にポイント購入額と解約タイミングを見積もっておく価値があります。

代替候補

一回だけの利用や海外への送信を想定しているなら、PayPerFax が候補になります。使うときだけ支払う形で、登録なしでブラウザから直接送信でき、送達確認ができた送信だけが課金対象、130以上の国と地域に対応します。月額の固定費や解約手続き、前払いポイントの管理が要らない構造です。

送信専用で月額を持たない選択肢としては、秒速FAX (Toones) の送信SKUがあります。月額¥0で前払いポイント制のため、月に数枚から10枚程度の国内送信を継続する用途に合います。ポイントの返金は受けられない点は事前に確認しておく形になります。

事業者利用でNTT請求や社内会計との親和性を優先するなら、NTTコミュニケーションズのBizFAX スマートキャスト が近い位置にあります。月額¥0の完全従量課金で、法人向けにNTTの請求体系に組み込みやすい形で提供されています。

MessagePlus と PayPerFax の比較

MessagePlus PayPerFax
料金モデル 月額 + 前払いポイント (受信無制限) 送信のつど支払い (登録不要)
初期費用 ¥1,100 (年間プランで免除) なし
月額基本料 ¥1,045 (月額プラン) / ¥871 相当 (年間プラン) なし
1通あたり (国内) ¥16 / 枚 または15ポイント / 枚 $2
受信 無制限 (050番号1つ) 送信専用サービス
海外送信 仕様ページに公開なし 130以上の国・地域で個別公開
送信失敗時 仕様ページに明示なし (要問合せ) 送達確認できた送信のみ課金
解約時 25日締め・日割り返金なし・ポイント失効 契約自体がないため解約手続き不要

月額型として捉えると、受信FAXの取扱いが月に一定量あり、送信量も月に十数枚以上で継続する業務では、MessagePlus の1通あたりの単価は他の月額型サービスと比べて割安な水準に収まります。違いが出るのは、月に数枚以下の少量送信・受信を使わない送信専用の用途・海外送信、そして「辞めるとき」の柔軟性の部分です。

よくある質問

MessagePlus は安全ですか?

MessagePlus を提供するアクセルコミュニケーションズ株式会社は、日本国内で長期にわたってオンラインFAXサービスを運営している事業者で、Webページの通信はHTTPS (SSL) で暗号化されています。Google Safe Browsingなど大手のブラウザ標準の安全性スキャンで警告が出るサイトではありません。個人情報・法人情報とクレジットカード情報を登録する形になるため、パスワード管理と2段階認証の有無は登録時に自分側の設定として確認しておくと安心です。医療分野固有のHIPAA / BAAといった枠組みは、日本国内利用では基本的に対象外ですが、代わりに個人情報保護法 (令和2年改正) の観点での取り扱いは事前に確認しておく価値があります。FAX通信そのものの盗聴リスクについては、インターネットFAXとメールの安全性の違い の解説も参考にしてください。

MessagePlus は本当に受信無制限ですか?

はい、仕様ページ には受信の枚数上限が設けられていない旨が記載されています。050番号を1つ持って、着信FAXをPDFで受け取り、メール通知で内容を確認する形の運用です。1ファイルあたりの容量制限や1回の送信あたりの枚数上限 (5MB / 50枚) は送信側にはかかりますが、受信側については無制限の運用ができる仕様です。

月額プランと年間プランは何が違いますか?

月額プランは初期費用¥1,100と月額¥1,045で、初月は月額料金が無料の扱いとなる仕様です。年間プランは初期費用が免除され、年間¥10,450 (月額換算¥871) となり、初回申込時に3,000ポイント (¥3,000相当) が付与される仕様です。年払いを選ぶと月額換算で¥174ほど安くなり、送信ポイントの原資も付与される形ですが、途中解約でも残月分の返金は行われない点は、月払いより契約の重さが増します。

購入済みポイントは解約後にどうなりますか?

利用規約第13条第5項には「払い戻し等は一切行わないものとします」と包括的に返金不可が明記されており、購入済みポイントの残高も返金対象外です。第14条には、解約後はFAX番号 (050番号) を返却し、蓄積したデータへのアクセス権を失う旨が記載されているため、マイページから残高を確認・利用することもできなくなる形です。使い切れる範囲でのポイント購入と、25日締めでの解約手続きの計画が必要になります。

解約はWebだけで完結しますか?

マイページからの解約申請で完結する形です。ただし、利用規約 第13条第2項に記載のとおり、毎月25日までに到達した申請はその月末での解約、26日以降に到達した申請は翌月末での解約として処理されるため、締め日のタイミングによっては1ヶ月分の月額料金が追加で発生します。月末近くの解約手続きは、25日の締めを先に確認しておくのが安全です。

送信は本当に¥16 / 枚ですか?

はい、仕様ページ には送信料金として「16円/枚 (税込)・15ポイント/枚」の表記があります。ポイント購入単価は¥1で1ポイントに近い比率のため、円建ての¥16 / 枚とポイント建ての15ポイント / 枚は実質的にほぼ同水準です。MessagePlus のアカウント間送信 (相手も MessagePlus 利用者) は¥0で扱われる仕様のため、送信先が MessagePlus 利用者かどうかで実額が変わります。